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多肉植物の植え替え方法や時期、鉢増しについて

暖かくなってくると
忙しくなるタニラー

その中でも数が多いと大変なのが
植え替えではないでしょうか。
そんな植え替え方法の時期や鉢増しについても解説していきます。

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目次

多肉植物の植え替え時期

多肉植物は、種類によって生長の時期が
異なり「春秋型」「夏型」「冬型」の3つに大きく分類されます。

この生長の時期に入りはじめた
タイミングで植え替えるのが
ポイントです。

成長時期に植え替える理由は植え替えで
根が傷ついたとしても生長のエネルギーで
回復が早いからです。

「夏型」と「春秋型」は4〜5月、
冬型は9〜11月が植え替えの
目安となります。

※あくまでも目安なので自分の環境と相談しましょう!

植え替えのタイミングと必要性

多肉植物の植え替えが必要なタイミングは
何年も植え替えていない時と
根が鉢底から出ている時

多肉植物に植え替えが必要な理由は、
根詰まりを解消するためです。

根詰まりを起こすと根が十分に水分を
吸収できなくなり、株が弱ってしまいます。

また、根詰まりを起こした状態だと土が
余計な水分を排出できず、根腐れに
つながる恐れもあるので注意が必要です。

目安は1年から2年に1度は植え替えを
行えばいいでしょう。

年数が経過すると土も古くなります。

古くなったり固くなると水はけも悪くなり、根腐れの原因にもなります。

また、根詰まりを起こす場合もあります。
根の状態を確認するためにも
植え替えは大事です。

多肉植物を同じ鉢で長く栽培していると、
大きくなりにくくなるばかりか十分に
水分を吸収できず、株が弱ってしまうこともあります。

さらに、長い間植え替えをしないと土壌環境は悪化しつづけ、株の生長を阻害してしまいます。

植え替えのコツ

植え替えをする時は土が乾いている時に行う

土が濡れている場合の植え替えはできるだけ避けましょう。植え替えたい日の数日前から水やりは控えておいたほうがいいです。

水分が残っている場合は土が乾くまで数日間置いてから植え替えをしましょう。

土が濡れている状態での植え替えは、古い土が崩れにくく、強引に崩すことで根を傷める原因になります。

土が乾いているとパラパラと解れやすくスムーズに古い土と根が離れます。

植え替える鉢のサイズ

鉢のサイズは大き過ぎず、小さすぎないようにする。

多肉植物のサイズに合ったものが良いです。

不釣り合いなほど大きな鉢に植えた場合、
鉢の中の根の量が少ないので、
吸い上げる水の量も少なく、鉢土は
なかなか乾かなくなり、土の中の空気量も
少なくなるため、根は酸欠状態となり
根腐れを起こします。

また、根はかたいものに当たると
枝分かれする性質がありますが、
鉢が大きいと鉢壁になかなか当たらないので細根の少ない貧弱な株に育ちます。

逆に小さすぎる鉢は根詰まりの
原因になります。

植え替える鉢のサイズは、苗の大きさよりもひと回り大きめの物を選びましょう。 

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植え替え方法

準備するもの

  • 多肉植物用の土
  • 苗より1回り大きな鉢
  • 鉢底石(軽石)
  • 鉢底ネット
  • ハサミ(清潔なもの)
  • スコップかスプーン

多肉植物を出す

植え替え前の鉢から取り出します。

根詰まりを起こしていたりするとなかなか抜けない事があります。

鉢の周りをゴムハンマーなどで軽く叩きながら茎の根元を持つときれいに抜き取ることができます。

取り出した多肉植物の根についている土をほぐします。

この時、簡単に落ちてしまう根は古い根なので気にせず落としましょう。

白く太い根を残しておけば大丈夫です。

新しく植え替える鉢に鉢底石を入れます。

鉢底石は底が見えなくなるまで入れましょう。

鉢底穴からの土の流出を防いだり、底に水が溜まりっぱなしになって根腐れしてしまうのを防ぐ役割があります。

土を半分ほど入れましょう。

植え替える植物を真ん中に置きましょう。

隙間を土で埋めていきます。

ピンセットや割りばしなどを使って、苗の脇までしっかり土が入るように埋めていきます。

ときおり鉢の側面を叩いたり揺らしながらいれていくと、土が隙間なく入ります。

土は鉢いっぱいには入れず1㎝はあけるようにしましょう。

これで植え替え完了です。

水やりは3日ほど経過してから上げるようにしましょう。

鉢増しについて

鉢増しは根鉢(根と土がひと塊になった部分)を崩さずに植え替えを行う事です。

植え替えは植物ごとに適期がありますが、鉢増しは根鉢を崩さない為いつでも行えます。

鉢増しの方法は簡単で一回り大きい鉢にそのまま移動させ周りに土を入れて終了です。

この時にオルトランや肥料などが必要な場合は追加しましょう。

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最後に

植え替えや鉢ましを行うことで多肉植物を元気に育てることができます。

多肉植物は植え替えしたから簡単にダメになる植物ではないのでどんどん植え替えをやってみましょう。

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